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プライム市場の上場維持基準に満たない企業ってありますか?

ただし上記の東証一部上場企業のうち、プライム市場の上場維持基準に満たない企業は617社あり、そのうち296社は経過措置を受けての上場予定となっていました。 しかし、2023年1月に東京証券取引所が経過措置を実質4年で終了する案を発表したことから、これら基準を満たしていない企業は上場維持するための経営改革が急務となっています。 ▶︎IPO実現に向けてはさまざまな準備が必要ですが、なかでも負荷が高いのが、上場企業に求められる水準の内部統制を構築することです。 本資料ではIPOの準備をされている企業に向けて、内部統制を構築するためのバックオフィス内製化について、具体的な進め方とポイントをご紹介します。

プライム市場ってどうなの?

プライム市場は、従来の東証一部に相当する市場です。 国際的な知名度も高く、市場自体の安心感もあるため、世界の機関投資家を含めた幅広い投資家から資金調達できる と予想されます。 プライム市場の基準は旧東証一部より厳しい基準となっており、銀行からも高い評価を受けやすく、融資を受ける際にプラスになる点もポイントです。 さらに、2022年4月時点ではプライム市場の全銘柄がTOPIXの構成銘柄となっており、国内外の機関投資家からの投資の他、日銀による買い入れも期待できます。 先述したように、プライム市場は旧東証一部よりも厳しい基準が採用されており、また企業の業績や財務状況に関する情報開示が厳格に求められているため透明性が高く、投資家からの信頼性が高いとされています。

再編前の東証一部上場企業は、プライム市場に上場できますか?

再編前の東証一部上場企業のうち、プライム市場の上場基準にを満たない企業は、プライム市場に上場するための経過措置が設けられています。 また、この経過措置には期限がありません。 そのため、上場基準に満たない企業が、いつまでもプライム市場の上場企業として残ってしまうという問題が生じます。

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